- わかりやすい言葉やイラストで具体的に表現できる
- 具体例を入れて判断基準を示すことができる
- 日頃から現場ですぐ使いたいルールを重点的に示すことができる
- 職場のルールブックは、目的に応じて様々な形があります。
- 職場のルールブック作成後も、職場で使い易いように内容を修正したり改善したりすることで、更に活用し易くなります。
- 職場の実態に合う的確な職場のルールブックを作成し活用することで、ルールを守れるモラルの高い職場づくりができます。
- 職場のルールブックの有効活用により、職場環境が改善され、社員が活き活きと働くことができます。
- 職場のルールブックにより、会社も社員も共に成長することができます。
職場のルールブックとは、社員が守るべきルールをわかりやすい言葉で説明したものです。
活用例
<服務規律>
会社の名誉を傷つける行為をしてはならない。
<やってはいけないこと>
•酒運転は絶対にしてはいけません。
•社内外を問わず、会社や社員の情報をらしてはいけません。
•犯罪を犯してはいけません。
目的に応じて様々なタイプがあります。
始業、就業時刻の考え方、年次有給休暇の取得や関連手続などの就業における基本ルールを示し徹底させます。
飲酒運転厳禁、個人情報・機密情報の流出防止、暴力行為や業務上の不正など法令に違反する行為の禁止や会社の信用を失墜させる行為の厳重禁止を示し徹底させます。
顧客と接客するスキルの基本的な在り方を示し、接遇の改善とレベルアップを目指します。
ハラスメントとなる行動や発言を示し、職場のいじめ(セクハラ・パワハラ)を防ぎます。
会社が社員に期待する人物像や職場の基本ルールを示し、経営理念、経営方針、事業活動計画を伝え、情報の共有化と会社全体の意思統一を図ります。
作成し周知させただけでは職場の改善や労務トラブル防止には繋がりません。
最も重要なことは、実際に職場のルールブックを働く現場で活用していくことです。
管理職の中には、部下の問題行動についてなかなか注意できない方もあります。
注意指導方法や、判断基準に迷う場合もあります。ルールブックは職場の基準ですから、ブックを見せて部下に統一されたルールの下に自信を持って、注意指導ができます。
採用面接のときに、入社希望者に目を通してもらい感想を聞いたり反応をみて人物の評価をすることができます。また最初にルールを示すことで会社の姿勢や現況を伝えることができるので、入社後のミスマッチやトラブルを防止することができます。
ルールブックの項目を、日頃の行動チェックリストとして活用できます。
新入社員研修やオリエンテーションで職場ルールを説明する場合、ルールが具体的に記載されていて、分かりやすいので、教育訓練ツールとして有効活用ができます。
全国の労働基準監督署にくる職場トラブルに関する相談件数は、年間で110万件を超えています。
トラブルの多くは以下の原因によります。